ちびっこそろばん0の購入レビューと4才息子の奮闘記
そろばん学習の一番最初のテキストとして、息子(年少4才1か月)に選んだのが「ちびっこそろばん0」です。今回は、ちびっこそろばん0の内容や、息子の具体的な取り組みや進度、つまづいた点を克服する為の工夫などを綴った記事になります。
- ちびっこそろばん0は、そろばんの基礎を理解する為のドリル
- ちびっこそろばん0の具体的な内容
- ちびっこそろばん0を行う前に、練習しておきたいこと
- ちびっこそろばん0で学べる大切なこと
- ちびっこそろばん0でつまづいた点、つまづきやすいと感じる点
- ちびっこそろばん0の内容を理解するために使用した別教材
- ちびっこそろばん0の息子の記録と進度
- ちびっこそろばん0で得られたこと
- 使用している教材とそろばん本体
- まとめ
ちびっこそろばん0は、そろばんの基礎を理解する為のドリル
ちびっこそろばん0では、数の概念、順序数、数の合成・分解など算数の要素を学習しながら、そろばんの使い方や指使いなどを学びます。指導する側が留意すべき点も記載されており、指導する側としても大変使いやすいテキストです。主に、小学校に上がる前の幼児期におすすめのテキストだと感じます。
ちびっこそろばん0の具体的な内容
ちびっこそろばん0は、数の理解の確認と、そろばんの基礎を丁寧に学ぶことが出来ます。具体的には、そろばんを始める前に、数字の1~4までを書くこと、数の概念を理解できているかチェックするような問題があります。次に、そろばんの各部名称・そろばんの読み方を学習します。ここまで出来たら、いよいよそろばんを使った問題(答えが1~9までの、繰り上がり・繰り下がりのない足し算)に入ります。ちびっこそろばん0の具体的な内容を箇条書きしてみます。
- 1~10までの数字を書く練習(最初は2㎝×2㎝の枠に書きます。途中から、高さ1.1㎝の枠の中に書きます)
- 数の概念(物と数字の一致、足し算・引き算の概念の理解、順序数、数の合成・分解の理解)
- そろばんの各部名称
- そろばんの玉の読み方(1~9)
- そろばんの玉の動かし方(1玉のみを使った足し算・引き算、5玉のみを使った足し算・引き算、5玉と1玉の両方を使った足し算・引き算)
- 足し算のみの式・引き算のみの式・足し算と引き算が混ざった式
ちびっこそろばん0を行う前に、練習しておきたいこと
実際にちびっこそろばん0を行ってみて、練習しておけば良かったなと思うことは以下の通りです。
- 1~10までの数字を1.1㎝×1.1㎝くらいの大きさでスラスラと書ける
- 数の概念をおおよそ理解出来ている
この上記の2つが出来ていれば、ちびっこそろばん0を行う際にそろばんに集中して進めることが出来ると思います。
息子(年少4才1か月)の場合は、数の概念はおおよそ理解出来ていましたが、数字を小さくスラスラと書くのが難しかったので、ドリルの最初の方で苦労しました。数字がスラスラ書けると、ドリルの全体的な時間も短縮できます。また、数字を小さく上手に書けるということは、手先も器用だと思いますので、そろばんの玉も上手に動かせるのではないかと思います。そろばんの操作以外につまづく点があると、そろばんに集中するのがかなり大変になると実感しました。
ちびっこそろばん0で学べる大切なこと
ちびっこそろばん0は、そろばんの基本が学べる大変重要な1冊です。ご破算の方法や、指使いが丁寧に記載されているので、ステップアップしながらそろばんを使えるようになります。ちびっこそろばん0で培った基本の要素は、そろばんの土台となるので買って良かったと感じましたし、幼児におすすめのドリルであると感じました。
ちびっこそろばん0でつまづいた点、つまづきやすいと感じる点
- 1~10までの数字を高さ1.1㎝の枠にスラスラと書く
- 物を数えられる、足し算が出来る、引き算が出来る
- そろばんの玉の読み方。1~4までは読めても5~9が読めない場合がある(5玉が5を表すと理解する必要がある)
- ご破算がスムーズに出来ない
- 玉を正確に動かす(動かそうと思っている場所以外の場所に触れてしまう恐れがある)
- 玉の動かし方を間違えやすい(1玉を足す時は親指、1玉を引く時は人差し指、5玉のみの足し引きは人差し指、6~9までの数を足す時は人差し指と親指を使って同時に動かす、6~9までの数を引くときは人差し指で1玉から引き、次に5玉を引くなど指の使い方に慣れずに間違えることがある)
- 数の構成についての理解(例えば、6は5と1で出来ていると理解していないと、5~9の足し引きが出来ない)
- 足し算と引き算が混ざった式で、混同してしまう
ちびっこそろばん0の内容を理解するために使用した別教材
- 算数に強くなる! 小学生のそろばんセット:幼児にとって、分かりやすいそろばん本体を選び使用
- かずカード:集合数や数の合成・分解の理解を深める為に使用
- 図形キューブつみき:5玉の理解、5~9の足し引きで分からなかったときに使用
- B5ノート:数字を小さく書く練習の為に使用
- 手作りカード①(そろばんの1~9までの読み方カード):そろばんの数を読む練習のを繰り返し行う為に使用
ちびっこそろばん0の息子の記録と進度
ちびっこそろばん0は、おうちそろばんをはじめた第1週目から第5週目まで使用しました。おおまかな内容は下記の通りです。
※青い文字をクリックすると、各週の詳しい記事に飛びます。上手くできなかった点や改善方法などを書いています。
- そろばんを始める前にそろばん本体と教材選び
- おうちそろばん1週目:ちびっこそろばん0の読み聞かせを通して息子が理解できていない点を探った
- おうちそろばん2週目:ちびっこそろばん0を開始(+5ページ)。そろばんを使った計算はなし
- おうちそろばん3週目:ちびっこそろばん0(+9ページ)。5玉を使わない答えが4までの足し算・引き算を行った。
- おうちそろばん4週目:ちびっこそろばん0(+12ページ)。5玉のみを使用した答えが9までの足し算・引き算、5玉と1玉の両方を使用した答えが9までの足し算、足し算と引き算が混ざった式を行った。
- おうちそろばん5週目:ちびっこそろばん0(+19ページ)。6~9までを使用した足し算・引き算、ちびっこそろばん0のまとめ問題を行った。
ちびっこそろばん0で得られたこと
ちびっこそろばん0を5週間行ってみて、息子(年少4才1か月)に良い変化が現れました!一番大きな変化は、毎日ドリルを行う習慣が身についてきたことと、日常生活の中で数をかなり意識するようになったことです。ちびっこそろばん0を行う中で、1~10までの数字を書くこともかなり上達しましたし、手先も器用になってきたと感じます!
使用している教材とそろばん本体
そろばん学習を始めるにあたって、揃えたものは「ちびっこそろばんスタートセット」(ちびっこそろばん0~3とちびっこそろばん14級~11級)と算数に強くなる! 小学生のそろばんセットです。どうしてこの2つを選んだのか記事にしていますので、良かったらご覧ください。おうちそろばんを始めました!選んだ問題集とそろばんは?
ちびっこそろばん0を含んだ「ちびっこそろばんスタートセット」
ちびっこそろばん0から3までの4冊と、総復習として使える、ちびっこそろばんプリント集4冊が含まれたセットを我が家では購入し、使用しています!このセットが終えることができると、ちびっこそろばん4(10級の基礎)に進むことが出来ますよ。
算数に強くなる!小学生のそろばんセット
まとめ
ちびっこそろばん0は、数の概念が理解できているかどうかの確認や、そろばんの基本を学ぶことが出来ます。ご破算の方法やそろばんの読み方、指使いなどを丁寧に解説しているので、そろばんが初めてという幼児に大変おすすめできるドリルでした。
そろばん14級を合格するには、ある程度のスピードも求められますので、指使いに慣れるという意味でもちびっこそろばん0は大変おすすめです。
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