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こどもの学びはおうちから。保育士経験をもとに、厳選した知育玩具を徹底解説し、年齢や発達別にご紹介いたします。本当におすすめの知育玩具はどれ?と気になる方必見のブログにしたいと思っています。おもちゃの実体験や口コミ、比較、遊び方などをまとめ、実際に得られる効果やスキルを徹底研究するブログ。

レゴデュプロとニューブロック、どっちがおすすめ?知育効果の大きな違い

知育ブロックといえば、レゴとニューブロック!どちらもとても人気があるので、どっちを買えばいいんだろう?と迷われている方も多いはず。

今回は、レゴの中でも対象年齢が1歳半から5才の「レゴデュプロ」と「ニューブロック」を比較していきます。

レゴデュプロとニューブロックの特徴

レゴはデンマーク玩具メーカー、ニューブロックは日本の玩具メーカー「学研」が発売しているブロック玩具です。

パーツの違い

レゴデュプロ:

レゴデュプロは、プラスチックでできた硬いブロック玩具です。四角・長方形の基本ブロック以外にも、イラストが描かれたブロックや、木・花をイメージさせるブロック・人型のフィギュアや動物フィギュアがあり、パーツ数が多いことが特徴です。

ニューブロック:

ニューブロックは、ブロー成型したプラスチック製の玩具で、少し柔らかいブロック玩具です。井型の基本ブロック以外に、三角や長方形・タイヤパーツ・人型パーツ・動物パーツ・工具パーツ・電車の先頭車両のパーツなどがあります。

硬さ:レゴデュプロ>ニューブロック

パーツの多さ:レゴデュプロ>ニューブロック

組み方の違い

レゴデュプロは、ブロックを下から上へ積み上げたり、交差させて作品を作り上げていきます。

ニューブロックは、ブロック同士を上下左右に組み合わせて作品をつくります。

組み方の自由度の高さ:レゴデュプロ<ニューブロック

公式対象年齢の違い 

レゴデュプロ公式の対象年齢は、1才半~5才(通常のレゴブロックの2倍の大きさがあります)

ニューブロック公式の対象年齢は、1歳半からです。

公式対象年齢:レゴデュプロ(1歳半~5才)・レゴブロック(1歳半~)

実際の対象年齢

私は保育士兼母なので、子どもがレゴデュプロやニューブロックで遊ぶ姿を数多く見てきました。その中で感じた対象年齢は、公式対象年齢と若干異なります。(個人的な意見です)

レゴデュプロは、2才から5才。

素材が硬いので、投げたり当たると痛いです。ブロックとブロックをくっつけるのには力がいるので、1歳半では難しい子どもも多いと思います。

2才~2才半頃には、自分の力でくっつけることが出来始めるでしょう。慣れてくると、好きなパーツを選んで自分のオリジナル作品を作ります。好きなモチーフ(例えばディズニーや、動物など)があると、ものすごくはまりはじめると思います。

特にイメージする力がつく2才から、ごっこ遊びが好きになる3才、応用して遊び始める4・5才の時期がぴったりです。

ニューブロックは、2才~5才。

素材が柔らかく、持ちやすい大きさです。

ブロックを並べるようにくっつけたり、ブロックを重ねて遊ぶことも出来、1才半でも楽しめる方法があります。平面遊びから立体遊びへの移行を楽しめる玩具でもあるので、その変化が捉えやすい2才頃は親が見ていてもおもしろいでしょう。

2才半頃からは、タイヤパーツを使って車を作ったり、お花のパーツを使ってみたりとオリジナルの作品を自分で作れるようになる子どもも多くみられるようになってきます。

3才頃には、ストレスなく組めるようになり、自分で作りあげながら創造力を高めていきます。

4才頃には、上下左右に組むだけでなくずらして組んだりと工夫が見られるようになり、一層考えながら構築できるようになります。

検証後の対象年齢:レゴ(2才~5才)・ニューブロック(2才~5才)

知育効果の違い

どちらもブロック玩具なので、想像力、空間把握能力、構築力、手先の器用さ、集中力、コミュニケーション能力を養うことが出来ます。しかし、この度合いに大きな違いがあります。

手先の器用さ:レゴデュプロ<ニューブロック

想像力:レゴデュプロ<ニューブロック

空間把握能力:レゴデュプロ<ニューブロック

構築力:レゴデュプロ<ニューブロック

集中力:好みによる

コミュニケーション能力:レゴデュプロ>ニューブロック

レゴブロックは基本的に下から上に構築していくのに対して、ニューブロックは上下左右に組むので、ニューブロックの方が組み方のレパートリーが圧倒的に多いです。そのため、手先を細かく動かして遊べるのはニューブロックです。

また、レゴデュプロは、パーツ単体でもイメージがつくようなものが多く用意されており、簡単にイメージしたものを使えます。しかし、捉え方を変えると、イメージを表現するというよりはイメージに合ったパーツを使うという使用方法になります。

想像の幅を広げて作るのに特化しているのは、ニューブロックといえるでしょう。

友達や兄弟で一緒に使うことを考えると、レゴデュプロはその点優れた点があります。

それはイメージを共有しやすく、ごっこあそびにも展開しやすいという側面を持っているからです。複数人でごっこあそびにも使いたい!という場合には、レゴデュプロは役に立つことでしょう。

まとめ

レゴデュプロとニューブロックはどちらも人気が高い玩具です。対象年齢も1歳半~とほとんど変わりません。

ただし、遊び方はかなり異なります。レゴデュプロはイメージにあったパーツを選ぶことで、世界観を表現しごっこ遊びに展開しやすくなっています。一方、ニューブロックは、想像力をフル回転させて構築していきます。

知育の観点からいうと、手先の器用さ・想像力・空間把握能力・構築力に関しては、ニューブロックはとても特化した知育玩具であるといえます。

レゴデュプロは、商品数が多いので、こどもにぴったりの商品があるとハマります。なので、集中力を培うという点では、どちらもとても優れています。

どちらもとても魅力的な玩具です。お子さまにぴったりのものがみつかると良いですね。

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