「みんなだいすき! リズムのほん1」購入レビュー!幼児期のリズム学習にぴったり
ピアノなどの楽器の練習では、リズムの理解や練習も欠かせませんよね。今回は、リズム学習の入門にぴったりの、「みんなだいすき!リズムのほん1」の購入レビューになります。
ピアノ教室やご家庭で教える際にも役立つテキストで、幼児期のリズム学習では、一番おすすめのテキストです。
譜読みは、ピアノ上達のカギ!
ピアノなどの楽器の練習では、譜読みが出来ることが上達のカギになりますよね。特に、ドレミなどの音階とリズムの理解はまず身に付けたいスキルです。
譜読みをする時には、音階とリズムの両方を瞬時に読み取らないとスムーズな演奏になりません。このとき、音階とリズムを分けて学習していくことで、効率よく譜読みのチカラを身に付けることができますよ。
リズム学習では、
- ドレミなどの音階は読めるけどリズムが身に付かない
- 先生が弾いた後に真似して体感的に音の長さを捉えている
- 聞いたことのない曲が弾けない
などの問題も解決することができます。
「みんなだいすき!リズムのほん」シリーズ
「みんなだいすき!リズムのほん」シリーズは、譜読みの中でもリズムに特化したテキストです。ピアノを弾くのに必要なリズムの理解をステップアップ方式で身に付けていけるように構成されています。
丸子あかねさん編著の「みんなだいすき!リズムのほん」シリーズは1~5巻あり、テキストに準拠したワークブック5巻、全巻のカリキュラムに対応したリズムカードもあります。子どものレベルに合わせて使用し続けられる点もとても良いですよね!
「みんなだいすき!リズムのほん1」の内容と購入レビュー
シリーズ第1巻となる「みんなだいすき!リズムの本1」は、4分音符・2分音符、4分休符、8分音符、8分休符、付点2分音符、全音符を学ぶことが出来ます。リズムの入門書としておすすめです。
実際に購入しましたが、幼児期からリズムを学べるような工夫が満載で、無理なく、そしてゲーム感覚で楽しみながらリズムの理解が出来るように構成されていると感じました。
かわいいイラスト、大きくて読みやすい楽譜、日付とシール欄があり、子どもが継続して取り組みやすい工夫があります。また、音価(音の長さ)をりんごで表現することで視覚的に長さが分かる工夫や、両手うちでリズムを体感することで低年齢児でも取り組める内容となっています。例題も徐々にステップアップしていけるよう構成されており、程よい難易度で設定されていると感じました。
「みんなだいすき!リズムのほん1」の息子(4歳)の進度
両手うちの方法が、イラストと文字で分かりやすく記載されており、初日から好感触でした。特に、4分音符が「たん」、2分音符が「たーあん」など動きと言葉で理解しやすいのがいいと感じました。
息子(4歳)の場合、毎日1ページずつリズムの例題を行い、約1ヶ月で終了しました。次にリズムのほん2にも進みましたが、リズムのほん1で身に付けた音の長さ(音価)の理解力が、リズムのほん2でも大変役立ちました。
「みんなだいすき!リズムのほん2」の購入レビューも綴っています。
「みんなだいすき!リズムのほん」シリーズで、音価を捉えられるようになったことで、リズムが得意という意識が出来、大変良かったと思います。現在は、譜読みに慣れてきて、初見でもある程度自分のチカラで弾けるようになりました!
まとめ
譜読みに大切な要素である「音階」と「リズム」。「みんなだいすき!リズムのほん1」では、幼児にも取り組みやすい工夫が満載で、音価を理解したり体で覚えるのにぴったりの教材でした。リズムの入門書として大変おすすめの教材です。
みんなだいすき!リズムのほん2
みんなだいすき!リズムのほん3
みんなだいすき!リズムのほん4
みんなだいすき!リズムのほん5