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カタカナを素早く覚える方法とおすすめグッズ!

子どもがひらがなを読めるようになったら、次はカタカナをと考える家庭も多いのではないでしょうか。今回は、カタカナを簡単に、効率よく覚える方法をまとめてみました!遊び方の例もたくさん載せたので、お子さまに合った方法を見つけてみて下さいね。

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カタカナを覚えよう!

カタカナの読み書きはいつから?何歳で読み書きが出来る?

学習全般に言えることですが、子どもの興味が向いたときがカタカナの一番の教え時です。通常カタカナは、小学校1年生の2学期に教わります。しかし、学校での学習期間が短い傾向にありますし、同時期に漢字を覚え始めることもあり、お子さまが出来そうであれば、先取り学習をおすすめします。

近年では、ひらがなの読み書きの次にカタカナを教える家庭が多いようです。カタカナの読みは早くて2才から、書きは早くて4才頃からです。5才で、いくつかのカタカナを知っているという子が多いようですよ。よって、興味が向いていれば年中や年長で十分教えることが出来ます。

カタカナを効率良く覚える方法

カタカナは、ひらがなに似ている字が多くあります。また、カタカナ同士でも似ている文字が多いです。そのため、文字を比較して覚えることで効率良く記憶することが出来ます。また、生活の中でカタカナに着目できるように配慮し、より身近に、子ども自身が重要だと感じることが大切です。

まずは、ひらがなに似ている字から覚える!

お子さまがすでにひらがなを覚えているなら、ひらがなに似ているカタカナをお子さまと一緒に探したり、伝えることをまずオススメします!似ている字は、「ウ・カ・キ・コ・セ・ヘ・モ・ヤ・ラ・リ」の10字です。これで、カタカナの1/5以上を覚えられますよ!

ひらがなと同じ部分を持つ字を覚える

次におすすめするのは、対応するひらがなと同じ部分を持つ字を探すことです。「ナ・ニ・ノ・メ」の4字は、対応するひらがなと同じ部分を持っていますよ。

カタカナ同士の似ている字を覚える

カタカナは似ている字がとても多いので、読み間違い・書き間違いが多い文字でもあります。似ている字を探したり、違いを見比べながら書くことで子ども自身が違いを意識することが大切です。違いを理解していることは、読み書きどちらにも重要です。似ている字や間違えやすい字は以下の通りです。

ウとワ、クとタ、ラとヲ、セとヒ、チとテ、アとマ、ワとク、コとユ、ツとシ、ソとン、ソとリ、スとヌ、ナとメ、ヌとヲ、サとセなど

興味のある字から覚える

自分の名前、好きな物の名前など興味のある文字から覚えていくのも効果的です。興味がある字はすぐに覚えてくれるので、お子さまが色々な文字に興味が持てるよう身近にあるカタカナに気付かせるのもポイントです。

カタカナで書かれた単語を読んで覚える

生活の中や絵本など、身の回りにあるカタカナの単語を読んで覚えます。46字しかないので、単語を読み進めていくと、同じ文字に遭遇することも多いです。その為、繰り返し読むうちに覚えることが出来ます。単語は、レストランのメニューなど身の回りの物や興味のあるキャラクター(ポケモンウルトラマン・トーマス・サンリオなど)、生き物(恐竜・動物・昆虫)などもおすすめです。また、世界の国名など子どもがほとんど知らない単語を読むのもおもしろいですよ!

カタカナを書いて覚える!

似ている文字が多いカタカナだからこそ、書いて覚えるのも大切です。書きながら、文字の違いに気づくことが出来ます。似ている文字を重点的に見比べて書くこともおすすめです。また、すでにひらがなを書けるお子さまなら運筆力もついていることと思いますので、正しい書き順やきれいなカタカナ(美文字)を書けるように意識して伝えると良いでしょう。効率よくポイントを押さえて練習するには、「なぞらずにうまくなる子どものカタカナ練習帳」がおすすめです。

遊びながら楽しくカタカナを覚えよう!おすすめ商品もご紹介

カタカナを効率よく覚える方法は、カタカナを身近に感じ興味を持つこと、そして文字の違いに気づくことです。ただし、いつも同じ覚え方だったり、いつも同じ学習の仕方だと子どもも飽きてしまいがち。お子さまに合わせて好きな学習方法が選べるよう、遊び方の例をあげたいと思います!その時に便利な市販のグッズもご紹介。

カタカナ表、カタカナポスター

カタカナを覚えるのに大変役立ちます。カタカナの並びや、文字の形、読み方など様々なことが学べます。お風呂で使用できるポスターなども便利ですし、無料でダウンロードできるサイトからプリントアウトしてテストに使用するのもおすすめです。指さしをして、口に出して読むのがポイントです。親が「ア」と言ったら、アの文字を指さして発声するなど、クイズをしても楽しいです。

カタカナパズル

パズルで楽しみながら、文字の形の認識したり、文字同士の違いに気づくことが出来ます。カタカナの並びを知るのにも役立ちます。低年齢からカタカナに興味を持ってもらいたい場合に特に有効です。

カタカナカード

カタカナが書かれたカードを使って、フラッシュカードのように記憶ゲームをします。始めのうちは、3~5枚など少ない枚数から始めて、同じ文字を繰り返し読み、記憶していきます。また、カルタのように数枚並べて、「ア」と言ったらすばやく取るゲームも盛り上がります。慣れてきたら、読み手を親ではなくお子さまに変えて行うのもおもしろいです。カードは、覚えていない文字を重点的に覚えることが出来ますよ!

カタカナかるた

カタカナで書かれたカルタは、楽しみながらカタカナを覚えるのにぴったりです。こちらも、いきなり46字でやらなくても大丈夫です。素早くかるたを取ることで、楽しみながら瞬時に文字を判断する力もついてきます。空札を取り入れるのも楽しくておすすめです。

カタカナひらがなマッチングゲーム

対応するカタカナとひらがなをマッチングさせていくゲームです。「あ」と同じ読み方の「ア」のカードを探していくというルールです。同じ読み方をするということが自然に分かります。下の商品は、かるたとしても遊べます。

ひらがな・カタカナ分別クイズ

カタカナ学習導入期におすすめの遊びは、ひらがなのカードとカタカナのカードを2つに分別していくゲームです。分別する際に、読み方を発声して分けていくことで、自然に読み方が分かるようになります。文字がはっきり読めない段階でも、ひらがなとカタカナを分別することが出来るだけで、達成感が得られます。ひらがなとカタカナが書かれたカードがあれば、遊べます。

カタカナ単語当てゲーム

好きなキャラクターの名前などを書いて見せてあげて、読み方を当てていくゲームです。我が家では、以前買った書いて消せるお絵かきボードを使用していますが、紙とペンでも簡単に出来ます。例えば我が家では、ポケモンの「カビゴン」を読んだ後「カン」や「コーヒー」を読ませたりしました。同じ文字を複数回にわたって使用するので、記憶力がアップしてとても効果的でした!ちなみにお絵かきボードは、我が家では、そろばんやピアノ学習など様々な学習で役立つ万能アイテムです!

まとめ

カタカナ学習では、遊びながら楽しく行うことで記憶するスピードが上がっていきます。カタカナ表やカードがあれば簡単に出来るゲームがたくさんありますので、ぜひトライしてみて下さいね。カタカナ学習のポイントは、文字の形の違いに気づくこと。意識して声掛けをすることで、読み間違いや書き間違いの予防にもなりますのでぜひ実践してみて下さいね。