ピアノを習う前におうちで出来ること
習い事で人気のピアノ。ピアノを弾く時には、視覚・聴覚・触覚でさまざまな情報を感じ取りながら、同時に頭や指先を働かせるので、頭が良くなると言われています。息子もピアノを練習しているので、ピアノを習う前に家庭で出来ることをまとめてみました!
ピアノの習い事を始める時期は?
ピアノを習い始めるのに最も適した時期は4~6才と言われています。
人間は五感のうち聴覚が最も早く臨界期を迎えると言われており、音感は3~9歳の間に大きな成長が見込まれます。この時期に継続的にピアノに触れている事で、効率よく子どもの発達を促せるのではないかなと考えています。
4才になると指先を細かく動かせるようになってくるので、ピアノを始めるのに適した時期に突入します。ちなみに絶対音感をつけたい場合は、2~5才までに訓練するといいと言われていますよ。
ピアノを習う事前準備
ピアノを弾くには、下記の事柄が出来ると練習がはかどります。
- 右手・左手が分かる(左右の理解)
- 1~5までの数字が読める(指番号で使用します)
- 指をばらばらに動かせる
- リズム感がある、拍子がとれる
- 簡単な歌を歌うことが出来る
- 音符が読める
おうちで出来る!ピアノを習う前の家庭学習
ピアノ学習には、継続力が必要です。継続して練習するには、音楽が好きだということが一番のチカラになると思います。ピアノ学習の前には、音楽に親しみ、楽しむことが大切です。音楽に合わせて体を動かしたり、歌ったり、簡単な楽器を使ってみることで、音楽に楽しく親しみ、その中でリズム感や音感も育っていきます。
音楽を楽しむ
音楽に合わせて自然に体を動かして遊びます。リトミックやダンスが特におすすめです。我が家では、アニメの主題歌でダンスをしたり、こどもちゃれんじの「リズムダンスプラス」のDVDが活躍しました。
こどもちゃれんじ リズムダンスプラス
童謡は必須。そのほか様々なジャンルの音楽を聞く
童謡は、音楽の基礎を学ぶのに大変適しています。日常的に童謡を流したり歌ったりしておくとピアノ学習でも大変役立ちます。童謡に加えて、J-POPやクラシックなども流しておくと、色々なリズムを感じることが出来、おすすめです。
我が家では、好きなCDを流したり、アマゾンプライムミュージックの無料で豊富な楽曲の中から音楽を検索して流しています。あとは、定期的に子ども用のコンサートにも行っています。開場の一体感を味わうことが出来ますよ。
アマゾンプライムミュージック
楽器に触れる
鈴・タンバリン・マラカス・たいこ・キーボードなど、子どもでも楽しめる楽器はたくさんあります。子ども用の楽器は、安く手に入りますし、リトミックなどでも使用出来ますのでおすすめです。
我が家では、本物の楽器の音も知って欲しくて、定期的にこどもちゃれんじの「リズムダンスプラス」のDVDも見ています。バイオリンやトランペット・ハープの音などを聞き比べたり、強弱や長さについても触れていて、とてもいい教材です。
ちなみに、赤ちゃんの頃から我が家で使用しているものはこちらです。
「アンパンマンベビーフレンドベル」は、生後3ヶ月から使用できる、赤ちゃんにも持ちやすい鈴です。音色も良く、息子は赤ちゃんの時と~っても気に入っていました。今も愛着があって、DVD見ながらフリフリしてます。
リズムにのってぽんぽんたいこ
「リズムにのってぽんぽんたいこ」は、我が家では生後6ヶ月~1才半くらいに大活躍した商品です。この太鼓の本はバチを使用しないので0・1才の低年齢児でも安全ですし、簡単に音を鳴らすことが出来て使いやすかったです。声を録音できる機能も付いていて2才の頃は、録音機能で遊んでいました!とても気に入った商品なので友達の出産祝いにも購入して、渡した思い出の商品です。
SA-76
息子と遊ぶために購入したキーボードです。家の中でも持ち運び可能で、簡単な童謡を弾けるくらいの鍵盤の数で、価格も安く高評価という点で選んだ商品です。音当てクイズをしたり、私が保育の仕事で弾く曲の練習をしている時に横で歌っています。
他にもいろいろ購入したのですが、上記の3点は特におすすめです。
リズム感を鍛える
音楽に合わせて自然に体を動かすことで、リズム感を養うことが出来ます。ピアノでは、拍子をぴったりとることが大切になってくるので、そこからステップアップする必要があります。
コロコロアニマル2
我が家で1~3才の時に活躍したのは、「コロコロアニマル」というDVDです。リズムに合わせて数・図形・色なども学べるおすすめDVDです。シリーズが1~3まであるのですが、コロコロアニマル2は、シーズン1の数・図形・色のカテゴリに加えて「リズム」と「記憶・知恵」が追加されていておすすめです。
4才になる頃に購入したのが、「ドラえもん ゲームいろいろ! 太鼓リズムマシン」です。リズムゲームで有名な、太鼓の達人のテレビを使わないバージョン的な存在です。音を聞いてタイミング良くリズム打ちをしたり、神経衰弱をしたりとミニゲームも豊富です。テレビゲームではないので、子どもの好きな時に自由に遊んでいます。
みんなだいすき!リズムのほん1
ピアノの上達には、リズム学習も大切です。リズム学習は、ピアノを弾く前にも導入できます。こちらの「みんなだいすき!リズムのほん1」は、リズムに特化したテキストです。幼児の音楽教室などでも使用されているテキストで、簡単な四分音符を打つことから始まり、ゲーム感覚で楽しみながら進めていくことが出来ます。テキストは1~5まであり、ステップアップしながら上達することが出来ます。
指の運動をする
人間は、全身運動から指先などの末端運動へと発達していきます。全身運動も取り入れながら、指先を使うおもちゃを日常的に遊びに取り入れるのもおすすめです。我が家では、4才から手先を器用にする意味でもそろばんを始めました。
あとは、保育の現場で使う手遊びも手の運動になります。1才では、「むすんでひらいて」2才では、「グーチョキパーでなにつくろう」3才では「はじまるよ」などがメジャーどころではおすすめです。我が家でも、読み聞かせの前に手遊びをして取り入れています。
数字が読める
ピアノを始める段階では、指番号で使用する1~5まで読むことが出来ればとりあえずOKです。数字についての記事も書いていますので良かったらご覧ください。
ひらがなやカタカナが読める
ピアノの楽譜では、「ドレミファソラシド」がよく出てきますよね。幼児用のピアノテキストでは、音階もひらがなで書いてあることもあります。ひらがなやカタカナが読めなくてもピアノ学習は始められますが、読めた方が歌詞や音階をより楽しむことが出来るでしょう。
音感を養う
簡単な歌をドレミで歌うと音感を鍛えることができます。また、音当てクイズは、「ド」の音を聞いて「ド」だと分かるなど、聴く力を育てることにつながります。
赤ちゃんの頃から使用しているものの中で、良かったものは下記のものです。
絵本:どどどどど
ドレミファソラシドの音階を使った珍しい絵本です。坂道を登ったりがたがた道を進みながら、音を楽しむことが出来ます。ピアノを使って読み聞かせを行い、音感を鍛えることをおススメします。1才からと低年齢から楽しめる絵本で、聴音の導入にぴったりです。
CD:音感ドレミファソラシド
有名な童謡と、音階クイズを交互に繰り返していくといった内容のCDで、我が家ではCDをかけ流して使用しています。息子は、好きなおもちゃで遊びながらも、自然にCDが耳に入ってきていて口ずさんだりしていますよ。また、我が家ではキーボードでもCDと同じような感じでクイズをすることで、音あてがだいぶ出来るようになってきています!
音符が読める
楽譜を読むには、音の長さや音階を理解する必要があります。
まとめ
ピアノは、子どもの発達を促すとても良い習い事です。我が家では、特に聴覚の大きな発達が見込ませる3~9歳の間に色々な音楽に触れ、頭と指先を使うピアノにもたくさん触れて欲しいと思っています。ピアノを習う前に、家庭で出来ることが意外とたくさんあったので、いろいろと試してみています。
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