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保育士が選ぶ!1歳児におすすめの厳選絵本10選

現役保育士kumamaです。この記事では、数ある絵本の中から1歳児の発達に合ったおすすめの絵本を厳選して10冊ご紹介しています!1歳の子どもが喜ぶ絵本を知りたい、どんな絵本を選んだらいいか分からない、プレゼントにおすすめの絵本を知りたいという方にぴったりの記事になっています。

1歳児の発達と絵本との関わり

1歳になると「わんわん」などの意味のある言葉が出てきたり、日常生活でよく使う言葉の意味が分かるようになってきます。言葉の領域の発達が大きいこの時期には、絵本の読み聞かせはとても大切な遊びになってくるでしょう。

読み聞かせをしながら、物の名前を覚えたり、コミュニケーションをとったりと楽しい時間が過ごせますよ。

1歳児の絵本の選び方

1歳児の絵本を選ぶときには、内容がシンプルで、繰り返し楽しめるものを選ぶことをオススメします。絵本を好きになると、色々なことを知りたいという気持ちが高まってきて、言葉の発達や興味関心の幅がグン!と広がりますよ。

1歳児におすすめの絵本

それでは、1歳児におすすめの厳選絵本を10冊ご紹介したいと思います!どの絵本も、繰り返し読んで楽しめるものとなっていますよ。

だるまさんが

かがくい ひろしさんの『だるまさんが』は、言葉のリズム・ページをめくる楽しさ・スキンシップをとれる、とても良い絵本です。主人公のだるまさんが左右に揺れた後、どてっと倒れたりびろーんと伸びたりします。言葉が出ない頃の赤ちゃんも、絵本に合わせて左右に揺れて遊んだり、どてっと真似をしたりと反応しやすい構成になっています。0・1歳からでも読める、子どもが喜ぶ人気の絵本です。

おいし~い

いしづ ちひろさんの『おいし~い』は、ごはんを食べて「おいし~い」と喜ぶ赤ちゃんが描かれた絵本です。1歳の頃は、食事がおいしい、楽しいと思えることがとっても大切ですよね。食事の楽しさの根本を描いたこの絵本は、繰り返し読んで楽しみたい1冊となっています。

ごあいさつあそび

きむら ゆういちさんの『ごあいさつあそび』は、ページをめくって遊びながら「こんにちは」の挨拶が学べる絵本です。挨拶を幼い頃から自然に身に着けておくことは重要です。ひよこ、ねこ、いぬ、かいじゅうが出てきます。1歳の子どもが好きな生き物ばかりなので興味を持って楽しめます。ボードブック版の方が破ける心配が少なくおすすめです。

のりたいな

みやまつ ともみさんの『のりたいな』は、車が好きな子どもにおすすめの絵本です。見開きにどーんと大きく描かれた乗り物は、色合いも良くかっこいいです。「パトロールカー のりたいな あかいランプが ぴかぴかぴか」など、それぞれの車の特徴も分かりやすく書いてあります。ひらがなとカタカナが混じっていて、どちらも読めるようになった頃にまた楽しんで読める絵本です。

こんにちは どうぶつたち

戸田 杏子さんの『こんにちは どうぶつたち』は、動物の写真絵本です。この絵本は動物の写真が大きく載っていて、どの動物も読み手の方を向いています。顔に注目しやすいという傾向がある1歳児には、インパクトが大きく興味が沸く1冊です。他の絵本によく登場する猫や犬などは出てきません。だからこそ、他の動物を知るいいきっかけになるでしょう。厚紙を使用しているので、幼い子どもでも丈夫で扱いやすい絵本です。

みずちゃぽん

新井 洋行さんの『みずちゃぽん』は、自然や科学に触れるきっかけになるとても良い絵本です。様々に変化する水の様子や水の音を捉えており、水の不思議が1歳でも十分に感じとることができます。繰り返し読み聞かせをし、日常生活とリンクさせることで身近にある不思議に気づく良いキッカケになりますよ。

ちびごりらのちびちび

ルース・ボーンスタインさんの『ちびゴリラのちびちび』は、愛情たっぷりの絵本です。ちいさなごりら「ちびちび」が大きくなり誕生日を迎えるお話です。子どもは愛されていると感じると、大きく成長できるものです。この絵本を読むことで、子ども自身が自分も愛されていると感じとることが出来ますよ。何度も何度も読んであげたい心あたたまる絵本です。

きんぎょがにげた

五味 太郎さんの『きんぎょがにげた』は、金魚鉢から逃げたきんぎょを絵本の中から探して遊ぶことができる絵本です。1歳から2歳にかけての言葉の発達の中で、一語文から二語文へ移行する発達過程がありますが、その時に早めに覚えておきたい言葉が「いた」「あった」です。この絵本を読みながら、金魚が「いた」「あった」などと話すことで、二語文へと移行するときに便利な言葉を自然に学ぶことが出来ます。また、集中して探したり、何度も読んで場所を覚えることで脳の刺激にもなりますよ。

パンツのはきかた

岸田 今日子さんの『パンツのはきかた』は、ぱんつをはく様子を細かく描いた絵本です。子どもの着脱では、脱ぐことから始め、次に着る方法を学ぶとスムーズに着脱できるようになることが多いです。この絵本では、ぱんつをはく様子を客観的に絵本で見て学ぶことが出来、着脱への意欲を高めることが出来ます。実際に自分でぱんつをはけるようになるのは2歳~3歳頃のことが多いかと思いますが、絵本を見て事前に学習しておくことでスムーズな着脱へとつながります。

ちっちゃなおさかなちゃん

ヒド・ファン・ヘネヒテンさんの『ちっちゃなおさかなちゃん』は、ストーリーのある絵本に挑戦したいときにおすすめの絵本です。黒い背景にカラフルな色使いが特徴のこの絵本は、子どもにとって、視覚的にも大変見やすい一冊となっています。子どものさかながママを探すお話なので、ママが大好きな1歳児にとって大変興味深い内容です。

まとめ

たくさんの絵本がある中で、本当におすすめの繰り返し読んでもらいたい1歳児向けの絵本を10冊ご紹介させていただきました。他にも良い絵本はたくさんありますが、保育士目線でも親目線でもオススメできる絵本を今回は選んでみました。ぜひ、お子さまとの絵本タイムを楽しんでみてくださいね。

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