時計が読めるようになる!おすすめの知育時計
小学校に入学する頃になると、時計を見て行動することが一気に増えますよね。入学前に時計学習を進めておくことで、入学に対する不安要素を少しでも取り除くことが出来ます。今回は、時計が読めるようになるおすすめの知育時計をご紹介致します。
時計を読めるようになると大きなメリットが発生する
時計の読み方が分かると、子どもが自発的に時間に合わせて行動するようになります。幼いうちから時間との付き合い方を身に付けておくことで、自ら予定を立て、スムーズに活動することへとつながります。
特に、見通しを持って自ら行動しようとする姿が見られるようになる4才くらいからは絶好の始め時です。4~6才のお子さまにぴったりの時計学習。始めてみてはいかがでしょうか?
いつから時計が読めるようになる?時計学習の始め時
デジタル時計:
デジタル時計を読む場合は、1~59の数字が読めるようになれば、すんなりと時計の時間を読むことが出来ます。早い子どもでは3才、一般的には小学校入学前には読めるようになるでしょう。
アナログ時計:
アナログ時計は、1~59の数字が読めるだけでは時計を読むことが出来ません。アナログ時計を見て時間を読めるようになるには、長針・短針・秒針が何を表すのか理解して読まないといけないからです。早い子どもでは4才、一般的には小学校1・2年生までにスラスラと読めるようになるでしょう。
小学校では、アナログ時計が使われています。その為、デジタル時計を読める子どもも、アナログ時計の読み方を学習しておいた方が良いでしょう。
時計学習を始める条件:
時計学習を始める際には、最低限1~12の数字が読めるようになってから始めましょう。13以降の数字が読めなくても、時計学習を始めることによって、12以降の数字も身近なものになり、読めるようになる可能性が高くなります。
知育時計の選び方
知育時計は、一般的なアナログ時計よりも「何時何分」か分かりやすくなる工夫が施されています。知育時計を使用することで、"難しそう、出来なさそう"という気持ちを低減することが出来、「読めた!」という達成感を味わうことが出来ます。
その為、選ぶ際には下記の点に注意しましょう
- 「何時」だけでなく、「何分」か分かりやすい
- 数字が読みやすい
- 小学校での使用頻度が高いアナログ時計を選ぶ
- 時計のタイプを確認する(掛け時計・置時計、腕時計、その他)
おすすめの掛け時計
リビングや子ども部屋にぴったりのおすすめの掛け時計をご紹介いたします。
セイコークロック KX617W
短針は青、長針は赤のカラ―リングになっています。青い数字を読めば何時か分かり、赤い数字を読めば何分か分かる仕様になっています。長針と短針の針の色が数字と対応している事でぐっと時計が読みやすく工夫された時計です。
「分」のメモリも0~59まで記載があり、加えて「0」と「5」の倍数の部分は目立つように色分けされています。中央部には、「1じ」などの記載があることで、短針が数字とぴったりの位置になくても時間が読める工夫があります。連続秒針で音がしない点もいいです。使い勝手が良く、価格も安い高評価の商品です。
スタディクロック(リニューアル)
短針は赤、長針は青のカラ―リングになっています。長針と短針の針の色が数字と対応している事でぐっと時計が読みやすく工夫された時計です。セイコークロック KX617Wと異なる点は、秒針に猫とねずみがついており、追いかけっこをするようなかわいいデザインになっている点です。
よ~める W-736WH-Z
短針が青、長針が赤のカラ―リングになっています。長針と短針の針の色が数字と対応している事で時計が読みやすく工夫された時計です。針の先が尖がっているので、どの数字を指しているのかも分かりやすいです。秒針は、1秒ごとに動くステップ秒針を採用しています。価格もかなり安いです。音がしない連続秒針が良い方は、セイコー クロック KX617Wの方が満足度が高いでしょう。
セイコークロック CQ319W ドラえもん
掛置き兼用の時計です。短針が青、長針が赤のカラ―リングになっています。マグネットプレートが付属しており、おやつ・ごはん・おふろなどイラストで活動を表すことが出来る珍しい時計です。目覚まし機能はありません。置時計として使用する際には、少し大きいと感じることがあるかもしれません。
おすすめの置時計
セイコークロック 目覚まし時計
時針・分針がそれぞれ目盛と同じ色をしているので 、時刻が読みやすくなっています。短針が青、長針が赤のカラ―リングです。「0~59」までの記載もあり何分か一目で分かります。中央部には、「1じ」などの記載があることで、短針が数字とぴったりの位置になくても時間が読める工夫があります。目覚まし時計で電子音とベル音を選ぶことが出来ます。電子音の場合は、音量の調節も出来、嬉しい機能がついています。加えてスヌーズ機能、ライト機能もあります。色は、青とピンクがあり男の子も女の子も嬉しいデザインです。
セイコークロック FD480R ミッキー&フレンズ
時針・分針がそれぞれ目盛と同じ色をしているので 、時刻が読みやすくなっています。短針が赤、長針が黒のカラ―リングです。「0~59」までの記載もあり何分か一目で分かります。本体サイズは、8.9×8.6×4.7cmと少し小ぶりの目覚まし時計です。上部にある、スヌーズ/ライトボタンを押している間は、ライトが点灯します。音量調節は出来ません。
スタディめざまし
時針・分針がそれぞれ目盛と同じ色をしているので 、時刻が読みやすくなっています。短針が赤、長針が青のカラ―リングです。「0~59」までの記載もあり何分か一目で分かります。目覚まし機能とスヌーズ機能はありますが、ライト機能や音量調節機能はありません。くもんのNEWくるくるレッスンと相性の良い時計です。
※旧版のスタディ めざましでは、口コミを多数見ることが出来ます。
自分で動かす電池不要の手動時計
電池で動く時計ではなく、自分でダイヤル等を回して時計学習ができるおもちゃもあります。自分で時間を変えることが出来るので、くるくる回して遊びながら学習することに特化しており、長針が一周したら短針が動くということも感覚的に分かります。時計が読めるようになるまでの短期的な使用にはなりますが、時間を当てるクイズをしたり、家にある時計と見比べて学ぶことが出来ます。
くもんのNEWくるくるレッスン
針を自分で回して時計の読み方を学習することが出来ます。針と同じ色の数字を読むだけで、正しい時刻が分かります。 短針が赤、長針が青のカラ―リングです。アナログ表示だけでなく、針と連動する「デジタル表示」があることで、正しい時刻が子ども自ら簡単に確認できる点も大きなメリットです。「ステップアップカバー」をつけて通常の時計に近い文字盤でも練習することも出来ます。
一般的な時計も一緒にご購入される場合は、短針が赤、長針が青のカラ―リングで揃えた方がより理解しやすくなるかもしれません。
トーマス くるくる時計
ダイヤルを回して針を動かすことで、時計の読み方を学習することが出来ます。針が回ると文字盤の数字がひっくり返って、分の読み方が分かるしくみがあるのが特徴的です。
とけいのレッスン
電池式の本物の時計「ほんもの時計」と、手動で動かす時計「もくひょう時計」、手引きの3点が含まれた商品です。「ほんもの時計」は掛置き兼用でアラーム機能やライト機能はありません。時針・分針がそれぞれ目盛と同じ色をしているので 、時刻が読みやすくなっています。短針が青、長針が赤のカラ―リングになっています。「ほんもの時計」と、「もくひょう時計」を一緒に使用することで見比べて時計の読み方を学ぶことが出来ます。「もくひょう時計」のまわりは、別売りのホワイトボード用マーカーで字を書くこともできます。
まとめ
掛け時計では、とても読みやすく音のしない連続秒針を採用しているセイコー クロック KX617Wが一番のおすすめです。置時計では、多機能で青とピンクのカラ―リングがあるセイコー クロック 目覚まし時計がおすすめです。ただし、高評価のくもんのNEWくるくるレッスンの購入を考えている場合は、短針と長針の色が同じスタディクロック (リニューアル)や、スタディ めざましの方が理解が進むかもしれません。
時計学習は、見通しを持って自ら行動しようとする姿が見られるようになる4才~6才くらいのお子さまにぴったりの学習です。時計を読めるようになるだけでなく、時間との付き合い方を学ぶことが出来ます。お子さまに合う時計を手に取り、楽しく学習できると良いですね。