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絵本「赤ちゃん版ノンタン」人気ランキング!生活習慣が学べるおすすめ絵本

ノンタンの絵本には、大きく分けて3つのシリーズがあります。今回は、1才から楽しめる「赤ちゃん版ノンタン」シリーズの全9冊の感想と、おすすめの絵本をご紹介致します!

「赤ちゃん版ノンタン」シリーズとは?

「赤ちゃん版ノンタン」シリーズは、対象年齢1才からの絵本です。ノンタンシリーズの中でも、文字数が少なくて、赤ちゃんが好むリズムカルで繰り返しの多い言葉遣いが特徴です。挨拶・トイレ・歯磨き・食事など、1~2才の子どもにとって身近な生活習慣が題材になっています。「赤ちゃん版ノンタン」シリーズは、全部で9冊です。全ての絵本を読んだ感想とおすすめ度をランキング順でご紹介致します。

「赤ちゃん版ノンタン」シリーズ全9冊!おすすめは?

「赤ちゃん版ノンタン」シリーズには、下記の9冊がラインナップされています。それぞれどんな絵本か具体的にご紹介したあと、感想も加えて解説していきます。「赤ちゃん版ノンタン」シリーズは、おおよそ1才~3才くらいを目安に書かれていると感じます。記事中の対象年齢は、全冊読んでみて感じた年齢を個人的主観で書いていますが、保育士をしているのでだいたいの目安にはなるかと思います。それでは、ランキング順に発表です!特に6位~1位までは、何度も読んだかなりおすすめの絵本です。Amazonでも5段階中4.3程の高評価の絵本ばかりですよ。

第9位 ノンタンあそびましょ

対象年齢1才~2才。

「赤ちゃん版ノンタン」シリーズでは珍しく、ノンタンしか登場人物が出てきません。ノンタンが、飛行機・絵本・砂遊び・ボール・積み木・ブランコ・お絵かき・電話遊びなどで遊んでいるお話です。

第8位 ノンタンじどうしゃぶっぶー

対象年齢1才~2才半。

ノンタンのお気に入りの赤い自動車で遊ぶお話です。「ぶっぶー」という言葉が繰り返し出てきます。くるまのおもちゃを手転がしで遊ぶのが好きな子どもは、特に一緒になって楽しめる絵本でしょう。自動車の軌道が、線で描かれていて珍しいなと親目線では感じました。お絵かきに応用できると思ったので、我が家では、この絵本を読んだ後に車を走らせるイメージでお絵かきをしたりしていました。

第7位 ノンタンにんにんにこにこ

対象年齢1才~2才。

ノンタンの色々な表情が楽しめる1冊です。「赤ちゃん版ノンタン」シリーズでは珍しく、繰り返しの言葉がほぼありません。ごきげん顔、びっくり顔、泣き顔、怒っている顔、笑顔、眠たい顔が出てきます。子どもも1日の中で、色々な表情をしますよね。最後のページでは、ノンタンはすやすや眠ってしまいます。寝かしつけの絵本としても使える1冊です。

第6位 ノンタンもぐもぐもぐ

対象年齢1才前~2才半。

子どもが大好きなおやつの時間を題材にした絵本です。「もぐもぐ」「おいしい」という言葉が繰り返し出てきます。ノンタンはバナナ、うさぎさんはにんじん、ぶたさんはりんご、くまさんはみかん、たぬきさんはいちごをおいしそうに食べます。最後に、ノンタンは「おやつのあとのぶくぶくぱっ」と言ってぶくぶくうがいをします。色々な果物の名前を知ったり、おやつのあとのうがいを習慣化するのに適した絵本です。物の名前に興味を示し始めた頃にぜひ読んであげたい1冊なので1歳前からの読み聞かせにもおすすめです。

第5位 ノンタンおしっこしーしー

対象年齢1才~3才半。

トイレトレーニングを始める前、又はトイレトレーニング中の子どもに強い反応が見られる1冊です。最も「しーしーしーなんのおと?」という言葉がたくさん出てきます。ぶたさんがオムツに、たぬきさんはおまるに、くまさんはトイレで、うさぎさんはコップに、ノンタンはおもらし、でも次はおまるで出来たよ!という流れでお話が進んでいきます。絵本の読み聞かせと合わせて、「おしっこはどこでするのがいいのかな」など子どもに考える機会を与えることで、自然におしっこはトイレやおまるにするということが分かります。単に、親から「トイレでしなさい」と言われるより、自分で考えてトイレに行くようになるきっかけになる絵本です。この絵本は、うさぎさんがコップのようなものに排尿してしまうのが気になりますが、数あるトイレトレーニングの絵本の中でも、子ども自身でどこに排尿すればいいのか深く考えられる絵本は少ないので、お子さまがお風呂で排尿することが多かったりおもらしが多かったりする場合にはかなり役立つ絵本だと思います。Amazonで最も売れているノンタンシリーズの絵本です。

第4位 ノンタンはみがきはーみー

対象年齢1才~2才半。

生活習慣の1つである「歯磨き」を題材にした絵本です。「イイイのイーして」「はみがきはーみー、しゅこしゅこしゅっしゅ。」という言葉が繰り返し出てきます。ノンタン、うさぎさん、たぬきさん、ぶたさん、くまさんがそれぞれ楽しそうに歯磨きをする姿が描かれており、歯磨きは楽しいというイメージがつく絵本です。あーの口が出てきたら尚良かったなという思いはありますが、歯磨きへの楽しいイメージがつくのはとても良いですよね。色々な歯磨きの絵本を読んだことがありますが、低年齢でも読める歯磨きの絵本の中では、かなりおすすめですよ。

第3位 ノンタンいないいなーい

対象年齢1才前~2才。

いないいないばあ遊びを題材にした絵本です。「いないいなーい、ばあー!」という言葉が繰り返し出来てきます。ノンタンは手で顔を隠す一番メジャーないないいないばあなのですが、くまさんは帽子に隠れて、うさぎさんは布団に隠れて3匹、たぬきさんは絵本に隠れて、ぶたさんはリンゴで目を隠していないいないばあ遊びを楽しみます。いないいないばあが大好きな子どもと、一緒に読みたい1冊です。1歳前から十分に楽しめます。プレゼントにも大変喜ばれる絵本です。

第2位 ノンタンはっくしょん!

対象年齢1才~3才半。

ノンタンが風邪をひいて病院に行くお話です。「赤ちゃん版ノンタン」シリーズの中では珍しく繰り返しの言葉がなく、ストーリー性の強い絵本です。その為、「赤ちゃん版ノンタン」の中では、一番対象年齢が高くなると思います。1番ヒットするのは、1才半くらいだと思いますが、1才過ぎから3才半くらいまでは興味を持って見てくれると思います。やさしいお医者さんのくませんせいが、熱を測ったり、聴診器をあてたり、薬を処方してくれます。病院は、どういうところなのか知るいいきっかけにもある絵本です。

第1位 ノンタンおはよう

対象年齢1才~4才。

挨拶が題材になった絵本です。「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」「ごめんなさい」「ありがとう」「おやすみなさい」の挨拶が出てきます。短いお話ですが、1日の流れに沿って挨拶が7つも入っており大変重宝する1冊です。ノンタンとぶたさんがぶつかってしまった時に、おともだちがみんなでばんそうこうを貼ってあげるあたりが、ノンタンの絵本シリーズらしくて、ほっこりするとても良い絵本です。挨拶は、どんな年齢でも大切です。乳幼児期に、繰り返し読んであげたいおすすめの1冊です。

赤ちゃん版ノンタンプレゼントセット

我が家でも大変お世話になった「赤ちゃん版ノンタン」シリーズ。今回ランキング形式でご紹介させていただく中で、第6位~第1位は特に読んでもらいたいと思っていましたが、なんとその6冊がセットになった「赤ちゃん版ノンタンプレゼントセット」という商品がありました。含まれているのは、ノンタンもぐもぐもぐノンタンおしっこしーしーノンタンはみがきはーみーノンタンいないいなーいノンタンはっくしょん!ノンタンおはようです。出産祝いや、1才のお誕生日のプレゼントにも最適な仕様になっています。6冊分が5冊分の値段で購入できるような値段設定で販売されています。(Amazonでは高いようなので、楽天がオススメです)

まとめ

ノンタンの絵本シリーズは、総計2850万部の大ヒット絵本です。昔から愛され続けているノンタンには、子どもも大人も納得の内容になっています。特に、第6位~第1位までの絵本は、ぜひ読んでもらいたい絵本でもあります。ノンタンの絵本は、赤ちゃんの時だけでなく、実はひらがなの読みをトレーニングする良い教材にもなります。大人が読むだけでなく、子どもが読みやすい工夫があるんですよ。長く使用出来るノンタンの絵本シリーズ、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。