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こどもの学びはおうちから。保育士経験をもとに、厳選した知育玩具を徹底解説し、年齢や発達別にご紹介いたします。本当におすすめの知育玩具はどれ?と気になる方必見のブログにしたいと思っています。おもちゃの実体験や口コミ、比較、遊び方などをまとめ、実際に得られる効果やスキルを徹底研究するブログ。

年齢別おすすめクレヨン!おえかきで運筆力を上げよう!

1才前後から始められる「おえかき」あそびは、表現力だけでなく、学習に必要となってくる運筆力を養うのにもぴったりです。成長に合わせたクレヨンを使うことで、スムーズに鉛筆などへの移行が出来ますよ。今回は、年齢別におすすめのクレヨンをご紹介したいと思います。

クレヨンの選び方

クレヨンは、幼い頃から使える画材の一つです。棒状のものが主流ですが、赤ちゃんに持ちやすいように形状が異なるものや、クーピーのように汚れにくいもの、水で落ちるもの、発色を重視しているものなど様々なものが発売されています。成長に合わせてクレヨンを準備すると、おえかきがより一層楽しいものになりますよ。クレヨンを選ぶ際は、以下の5つの事柄に焦点を当ててみてください。

クレヨンの安全性

0~1才児は、クレヨンを口に入れてしまうこともあります。その為、APマークがついているものなど、体に害のないものを選ぶことが重要です。

正しい鉛筆持ちが身に付くクレヨン

クレヨンは、子どもが初めて持つ筆記用具になることも多いです。その為、幼いうちにクレヨンで正しい持ち方を身につけておくと、その後の鉛筆や筆などでも正しい持ち方で持つことが出来るようになります。スプーンやフォークなどの食具の持ち方も改善出来るので、ぜひクレヨンあそびをする際には、正しい持ち方を意識してみてください。クレヨンの形状が三角になっているものなど、正しい持ち方に自然に導いてくれる商品もありますよ。

汚れにくいクレヨン

クレヨンは、のびがよく発色が良いのが特徴の画材ですが、一方で手や服が汚れやすいというデメリットもあります。幼い頃は、はみだして描いてしまうことも多いので、クーピーなど汚れにくいものを選ぶのもおすすめです。

発色が良いクレヨン

やわらかめのクレヨンの方が、伸びも良く発色の良い色が出ます。発色の良さは、作品の見栄えを良くし、子ども自身も気持ち良く描けるというメリットがあります。ただし、減りが早く周囲が汚れやすいというデメリットもあります。クーピーのような汚れにくいものを選ぶか、発色を重視するかは、年齢や好みに合わせると良いでしょう。

クレヨンの色の数

クレヨンは、6・12・16・20・24色セットのものが多いです。2才頃になると色をはっきりと認識し始め、自分の好きな色で描こうとしたり物を忠実に再現しようと実際の色と同じような色を選ぶことが多くなります。その為、2歳以上児には、12色以上をおすすめします。3才、4才・・・と年齢が上がるにつれて色々な色を使うようになりますが、未就学児は16色あれば大抵のものは表現することが出来るでしょう。

年齢別おすすめのクレヨン

1才前後の子どもにおすすめのクレヨン

1才前後の子どもには、口に入れる可能性があるので、安全性が高くて握りやすいもの、また手や服が汚れにくいクレヨンを選ぶと良いでしょう。鉛筆持ちは、まだ出来ない子どもがほとんどです。正しい持ち方よりも、クレヨンで絵が描けることを知ったり、お絵かきの楽しさを一緒に味わえるようにしたい時期です。

ベビーコロール 12color
株式会社あおぞら

ペンを上手く握ることが出来ない1才前後の子どもにおすすめなクレヨンが、ベビーコロールです。独自の形状で赤ちゃんも握りやすくなっています。クーピーのような感じで、手や服が汚れにくく、服についても洗濯で落とすことが出来ます。また、APマークもついており、赤ちゃんが安心して使うことが出来ます。

正しい鉛筆の持ち方を教える時期が来た時には、棒状の新しいクレヨンを用意する必要があります。正しい持ち方を教える時期がくるまで、変な癖がつかないように、ベビーコロールを選ぶというのも良いと思います。ベビーコロールには6色と12色セットがあります。長期間使用するものではないので、6色でも12色でも良いでしょう。

1才半~3才の子どもにおすすめのクレヨン

1才半頃から3才頃にかけて、鉛筆持ちが出来る子どもが徐々に増えてきます。ただし、細い形状のものや長すぎるものは扱いづらいので、太くて正しい持ち方が身に付きやすい形状のものがおすすめです。1才半頃~3才頃は、正しい持ち方が自然と身に付くクレヨンを選ぶことをオススメします。4才~6歳の間に鉛筆を持てるようにすることを考えると、1才半~3才の間に鉛筆持ち正しく出来るようにしたほうが良いでしょう。

さんかくクーピーペンシル12

さんかくクーピーペンシル12は、太めの三角形状のクレヨンで、幼い子どもでも正しい持ち方で持てるような工夫があります。実際に我が家で使用しているのですが、このクレヨンをきっかけに息子も正しい鉛筆持ちが出来るようになりました。自然に正しい持ち方が出来るので、おえかきに集中することが出来ます。また、ケースもしっかりとしており使い勝手が良く、片付けの習慣が付きやすいのもメリットです。おえかきで手が汚れることもないので、お絵かき以外にも、知育要素の高いめいろあそびなどでも重宝しているクレヨンです。次にご紹介するすくすくさんかくくれよんより、収納ケースがしっかりとしており、クレヨンが手にほとんどつかないというメリットがあります。

すくすくさんかくくれよん

すくすくさんかくくれよんは、幼児がよく使用する14色が含まれているクレヨンです。また、太めの三角形状のクレヨンで、持ちやすい工夫があります。

すくすくさんかくくれよんには、クーピーペンシル12よりも色が2色多く、白・灰色が含まれているのが特徴です。また、さんかくクーピーペンシルより各色若干濃いめに書くことが出来ます。ただ、収納ケースの作りは、さんかくクレヨンペンシル12の方がしっかりとしています。白・灰色が欲しい場合や、少しでも濃い色が欲しい場合はすくすくさんかくくれよんを選ばれると良いでしょう。

3才以上、または鉛筆持ちをマスターしている子どもにおすすめのクレヨン

3才以上児又は、鉛筆持ちをマスターしている子どもは、クーピーのようなものではなく、伸びの良いクレヨンを積極的に使うことをオススメします。クーピーなどクレヨンより強くて硬い素材に慣れていると、やわらかめのクレヨンは折れやすいと感じますが、小学校入学前にはこのようなクレヨンらしいクレヨンに慣れていた方が力の加減を習得することが出来ます。また、やわらかいクレヨンの方が発色が良いものが多いので、お絵かきがより一層楽しめることでしょう。

サクラクレパス クレパス太巻16色(ゴムヒモ付)

サクラクレパスクレパス太巻は、やわらかくのびが良いクレヨンです。「クレパス」は、サクラクレパス登録商標で、クレヨンの定着性の良さとパステルの混色のしやすさのの特長を生かした描画材料です。混色や重色が出来ることが最大のメリットです。

ゴムヒモ付きでは、12・16・20・24色のセットがあります。また、16色セットにはソフトケースバージョンのサクラクレパス クレパス太巻16色ソフトケースもありますので、そちらもとてもおすすめです。単色10本買いも出来ます。ペットボトルやビニール袋、石などにも描くことが出来ますよ。

サクラクレパス クレヨン太巻き16色(ゴムヒモ付)

サクラクレパスのクレヨンです。塗りやすさと滑らかさが特徴で、力を入れずにのびのびと描くことが出来ます。ゴムヒモ付きには、12・16・20・24色セットがあり、ボタン付きケースでは、12・16色があります。混色をしたいなら、上記のサクラクレパス クレパス太巻16色(ゴムヒモ付)の方がおすすめ出来ます。

ぺんてるクレヨン PTCR-16

クレヨンらしさが楽しめる、発色が良く描きやすいクレヨンです。牛乳パックやビニール袋など色々な素材にも描くことが出来、工作にも役立ちます。ボタンで留めることが出来るケースなので、クレヨンが飛び出してしまう恐れも少ないです。クレヨンのかすも出ずらく、安くて使い勝手が良いクレヨンです。

12・16・20・25・30本入りのセットや、単色売り、単色10本セットもあります。

まとめ

子どもにとって、はじめての筆記用具になることも多いクレヨンは、正しい鉛筆持ちを教える良いチャンスでもあります。1才前後の子どもには、ベビーコロール 12color。1歳半~3才の子どもには、正しい持ち方が身に付きやすいさんかくクーピーペンシル12か、すくすくさんかくくれよんがおすすめです。正しい鉛筆持ちが出来るようになったら、混色も楽しめるサクラクレパス クレパス太巻16色(ゴムヒモ付)か、クレヨンのサクラクレパス クレヨン太巻き16色(ゴムヒモ付)または、ぺんてるクレヨン PTCR-16がおすすめです。クレヨンを買い足さなきゃ!というくらいお絵かきが楽しめると良いですね。