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「運筆力」が学力UPにつながる!ひらがなを書く前に運筆力を身に付けよう!

ひながなを書く為には、鉛筆を自由自在に使うことが出来る運筆力が必要です。文字を書く練習する前に、運筆力を付けておくとスムーズに文字学習に入ることが出来ますよ。今回は、楽しく運筆力をつける為の方法をご紹介します!

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運筆力を高めよう

運筆とは?

運筆とは、文字を書く時の筆の運びのことです。運筆力を身に付けることで、学習に必須のひらがな学習などにも大変役立ちます。ひらがなを書く練習する前には、運筆トレーニングをしておくことをおすすめします。

運筆トレーニングの前に、鉛筆の正しい持ち方を身に付けよう!

まずは、鉛筆を正しく持てるようにしましょう。一般的な鉛筆は、幼児の手には細すぎる場合もありますので、1才~2才のお子さまは持ち方が自然と身に付くクレヨン、2才~4才のお子さまは太めの色鉛筆などがおすすめです。4才頃からは、鉛筆に挑戦出来るようになる子どもも多くなります。はじめての鉛筆には正しい持ち方が身に付く三角軸の鉛筆がおすすめです。

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運筆トレーニング!おすすめの方法

1才半くらいからの運筆トレーニングでは、正しい鉛筆の持ち方を意識しながら行うことをおすすめします。正しい持ち方が身に付いてくると、色々な線をストレスなく表現出来るようになりますよ。それでは、運筆トレーニングにおすすめの方法をご紹介致します。

「おえかき」で運筆力の基礎を育む

おえかきは、1才の誕生日頃から楽しめる子どもが多くなります。私は保育士をしていますが、早いお子さまでは1歳前からクレヨンや絵の具の筆などを持って楽しめる子どももいます。1歳半頃になると、絵を描く楽しさや、描いたものが形として残る嬉しさ、表現する楽しさを味わえる子どもが多くなります。

おえかきは、1才頃からと低年齢から始めることが出来る遊びです。始めはなぐりがきがメインですが、なぐりがきをする中で徐々に筆圧も強くなっていきます。運筆力以外にも表現力を養うことが出来ますよ。

「ぬりえ」で特定の場所を意識して描く

色を認識し始めたら、ぬりえもおすすめです。2才くらいになると、自分の好きな色を選んで描くようになりますし、塗り絵の線を意識しながら楽しめるようになります。始めのうちは、線からたくさんはみ出しますが、だんだんと細かい部分も塗れるようになってきます。

ぬりえは、描く範囲を意識しやすいというメリットがあります。また、塗り絵を始めやすい2才頃になると、クレヨンや色鉛筆の持ち方も教えやすくなる時期なので、この時期には正しい持ち方が身に付く筆記用具を選んであげることをおすすめします。

「なぞりがき」で運筆力を築く

運筆トレーニングに直結しやすいのが、なぞりがきです。なぞりがきでは、意図したように鉛筆を動かすことが必要になってきますので、簡単なプリントから始め、徐々に難易度を上げていきます。3才頃から始めることが出来ます。なぞりがきが上達すると、ひらがなや数字が上手に書けるようになりますよ。

「めいろ」で楽しく運筆練習

めいろは、2才から大人まで楽しむことが出来る遊びです。「おえかき」や「塗り絵」にあまり興味を示さないお子さまも、「めいろ」なら好きになるかもしれません。自由に表現するタイプのおやかきやぬりえ遊びよりも、考えて答えを導き出す楽しさがあるめいろは、新鮮さがありおもしろいと感じる子どもも多いからです。

めいろは、運筆力の他にも思考力・判断力・推理力などを培うことが出来ます。

まとめ

運筆力を養うことで、「ひらがな」などの文字学習もスムーズに進めることが出来ます。運筆トレーニングは、1才頃から始めることが出来ますので、ぜひ意識して遊びに取り入れてみてくださいね。