おうち知育ラボ

おうち知育ラボ-おうちで知育、未来へつなぐ第一歩-

こどもの学びはおうちから。保育士経験をもとに、厳選した知育玩具を徹底解説し、年齢や発達別にご紹介いたします。本当におすすめの知育玩具はどれ?と気になる方必見のブログにしたいと思っています。おもちゃの実体験や口コミ、比較、遊び方などをまとめ、実際に得られる効果やスキルを徹底研究するブログ。

ひらがなの濁音・半濁音・拗音を読む為に教えたこと

ひらがなの清音(「あ」~「ん」まで)を読めるようになったら、次は、濁音・半濁音・拗音を読めるようにしていきます。しっかりと覚えられるように我が家で行った練習方法や声かけのご紹介をします。色々試してみたので、これからひらがなの読み方を教えるという方に参考になれば幸いです。

f:id:hoikumama:20190923085710p:plain

ひらがなの読みマスターまであとひといき!

ひらがなの清音を覚える時に効率が良かった方法

清音を読む時に行った方法はこちらです。ひらながなに興味を持てるようにするところから始めたので、清音を読めるようにするまでが一番時間がかかりました。

f:id:hoikumama:20190923085823p:plain

ひらがなの清音マスターまでの道
  • 1文字ずつひらがなが書いてあるカードやおもちゃで問題を出す
  • ひらがなの形と読み方を一致させられるようなイメージイラストを描く
  • ひらがな表で読み方クイズを出す
  • なかなか読めないひらがなだけ重点的に読む練習する
  • 「これ何て読むの?」という質問にその都度答える
  • ひらがな関連のおもちゃで遊んだり、DVDを見る

濁音を読む時に行った学習方法

濁音は、「がぎぐげご」「ざじずぜぞ」「だぢづでど」「ばびぶべぼ」があります。濁音を覚える前には、濁音が付いていない時の清音の読み方をまずマスターしてから始めました。そして、濁音を覚える時に行った練習方法はこちらです。

f:id:hoikumama:20190923085912p:plain

ひらがなの濁音マスターへの道
  • 「てんてんが付いていたら、恐竜の文字になるよ」と教え、最初は「が」の「がおー」だけとにかく楽しく発声して遊ぶ。
  • 濁音がつく単語を考えさせる
  • 濁音がつく単語を読む
  • 濁音がはっきり載っているひらがな表を使って1文字ずつ読む練習をする
  • 「がぎぐげご」「ざじずぜぞ」「だぢづでど」「ばびぶべぼ」とひらがな表を見ながら大人の真似をして続けて言う練習をする

息子は恐竜が大好きなので、「恐竜の文字になるよ」という声かけがかなりヒットしました。そのあと、濁音が書いてあるひらがな表を見て子ども自身が読み方を考えていました。そして考えた読み方を発音した時に「かっこいいね」と伝えながら正しい読み方をさりげなく教える感じでした。「がぎぐげご」は恐竜の文字になるよの声かけでその時ほぼほぼ読めるようになりました。

「ざじずぜぞ」「だぢづでど」は、恐竜のイメージではなかったようなので、「ぜ」はゼリーの「ぜ」など、濁音がつく単語を考えさせました。子ども自身が知っていた言葉は、このように書くのかという感じで、自分で考えた読み方ではなく正しい読み方が安定しやすい教え方でした。

「ばびぶべぼ」は、息子は覚えにくかったようなので、擬音語で教えました。具体的には「ば」は「ばーん!」、「び」は「びびびびびー!」などです。

濁音を教える時に感じたのは、子どもがイメージしやすい方法をその時々で選択していくのが一番効率良く覚えるということです。息子の場合、濁音を全て完璧に読めるようになるのに1日5分くらいの取り組みで2週間かかりました。

半濁音を読む時に行った学習方法

半濁音は、「ぱぴぷぺぽ」のみです。我が家では、「はひふへほ」が完璧に読めるようになって、更に濁音が読めるようになってから読む練習を始めました。

f:id:hoikumama:20190923090016p:plain

ひらがなの半濁音マスターへの道
  • 「ぱ」は「パパのパ」など、1文字ずつ単語と関連付けて教える
  • 「ぴ」がつく言葉などを子どもに考えさせる。
  • 「ぴーぽーぴーぽー」と救急車の音を、ひらがな表を見ながら指でさす

半濁音がつく文字は「ぱぴぷぺぽ」しかないので、単語と関連させて覚える方法が一番早かったです。楽しく教える為に、救急車の音などを取り入れた感じです。半濁音を完璧に読めるようになるのに、1日5分の取り組みで3日かかりました。

拗音を読む時に行った学習方法

拗音は、「きゃきゅきょ」「しゃしゅしょ」「ちゃちゅちょ」「にゃにゅにょ」「ひゃひゅひょ」「みゃみゅみょ」「りゃりゅりょ」があります。清音を読めるようになってから、拗音を読む練習を始めました。

f:id:hoikumama:20190923090151p:plain

ひらがなの拗音マスターへの道
  • 小さい文字は、小さい声で読むと伝える
  • 拗音がつく単語を読む
  • 拗音がはっきり載っているひらがな表を使って1文字ずつ読む練習をする
  • 「きゃきゅきょ」「しゃしゅしょ」「ちゃちゅちょ」・・・とひらがな表を見ながら大人の真似をして続けて言う練習をする
  • 「きゃ」でひとつのまとまりということがわかるように、四角でくくる
  • 「きょ」の「よ」だけ極端に小さく書いて小さく読むよう意識させる

拗音を覚える時には、「きゃ」でひとつのまとまりということがなかなか理解できなくて、「き」「や」と読んでしまっていました。「きゃ」がひとつのまとまりであるということが分かりやすいように、四角で囲んだり、「や」をものすごく小さくかいてまとまりを意識できるように工夫しました。

「きゃ」などが1つのまとまりなんだと分かると、それぞれの文字は読めていたので、自力で何て読むのか考えて読むようになりました。その時に、キャンディーの「きゃ」など単語も考えながら覚えるのが効果的でした。復習するときには、自分で「キャンディーのきゃだよね」というようになります。

濁音・半濁音・拗音の学習の中で覚えるのに時間がかかったのが拗音でした。まとまりで読むということが分かれば、進みは早かったです。完璧に拗音を覚えるのに1日5分の取り組みで2週間強かかりました。

濁音・半濁音・拗音が複合している文字を読む時に行った学習方法

濁音・半濁音・拗音が複合している文字には、「ぎゃぎゅぎょ」「じゃじゅじょ」「ぢゃぢゅぢょ」「びゃびゅびょ」「ぴゃぴゅぴょ」があります。濁音と半濁音、拗音が読めるようになってから、複合している文字を読む練習を始めました。これは、今までの学習が功を奏したのか、読み方を教えたら1発で読めるようになりました。

  • 「ぎゃぎゅぎょ」「じゃじゅじょ」「ぢゃぢゅぢょ」「びゃびゅびょ」「ぴゃぴゅぴょ」と大人の真似をして読む

ひらがなの学習で使用したおすすめ品

我が家では、ひらがなを就学前にマスターしようと色々取り組んできましたが、中でも特に良かったものをご紹介します。

清音・濁音・半濁音・拗音が覚えやすいポスター

ひらがなのポスターには、色々なものがありますが、【Amazon.co.jp限定】おふろでレッスンミニ ひらがなのひょう (A4判4枚)は、清音だけでなく濁音・半濁音・拗音を覚えるのに大変役立ちました!

関連記事:ひらがなポスター「おふろでレッスンミニ ひらがなのひょう」がすごく便利!

キャラクターなど親しみやすいひらがなポスターをお探しの方には下記の記事もおすすめです。

関連記事:ひらがなポスターの選び方とおすすめ商品

正しい持ち方が身に付きやすい鉛筆

我が家では、ひらがなの書き始めに幼児におすすめのこどもえんぴつ6Bを使用しました!この時、専用の鉛筆削りであるこどもえんぴつけずり 青こどもえんぴつけずり 赤)や三角えんぴつホルダーも一緒に注文しました!三角軸の鉛筆は、持ち方を矯正するのに大変役立ちましたよ。幼児だけではなく、小学生におすすめの三角軸鉛筆もあるので、良かったら下記の記事もご覧ください。

関連記事:三角軸の鉛筆は、鉛筆デビューにおすすめ!幼児・小学生に使いやすい鉛筆まとめ

まとめ

ひらがなの濁音・半濁音・拗音の読みの練習は、ひらがなの清音「あ」~「ん」まで読めるようになってから始めました。我が家の場合、濁音・半濁音・拗音を間違えずに読めるようになるまで、1日5分の学習で約40日かかりました。これで、ひらがな全てが読めるようになったので、息子もたくさん褒められ嬉しそうです。身近にあるひらがなを自分から「読めるよ」と言って自慢気に読む姿が多くなりました。

ちょっとずつひらがなが読めるようになってきたら、下記の記事もおすすめです。

ひらがなの読み定着化の為に我が家で実践したことまとめ!

♪読者登録していただけると大変うれしいです♪